【インプレ】PEライン/シマノ/タナトル
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特にルアーフィッシングではラインはPEラインを使うのが一般的かと思います。
いろんなメーカから数々のPEラインが発売されていますが、ここのところ1年ほど、シマノのPEライン「タナトル」をオフショアジギングを中心に使ってきましたので、インプレしたいと思います。(別にシマノからお金貰っているわけではないので、完全アマチュア目線です。)
使用感
普通のPEラインです(笑)。なんともそっけない文章ですが、この「普通」というのが結構大事で、PEラインはずっとタナトルだけ使っているわけではなく、釣具屋さんの特売で安いラインがあれば、メーカや銘柄などコロコロ変わるアマチュアの立場からすると
・これと言って癖がない
・致命的な欠点がない
という「普通の性能」を持ち合わせていることは重要だと思います。
多分これはPEライン全般的な話だと思いますが、タナトルもスピニングで4本編みを使うと、かなり糸鳴りがうるさいです。しゃくるたびに「キュルルル~!!」とかなり不快な音がします。
そのような理由で、僕の場合は
・スピニング→8本編み
・ベイト→4本編み
を使います。ベイトで4本編みを使うのは
・8本より4本のほうが編む前の原糸(?)1本当たりが太いので根擦れに強い(と聞いたことがある)
・ベイトはスピニングと違って糸鳴りがしないので8本編みにする必要がない
・8本編みより4本編みが安い
・8本編みは4本編みに比べてパッケージが若干豪華で、このパッケージにお金使っている感じがあんまり好きではない。(どうせ捨てちゃうのですから、パッケージは簡素でいいのに。。。。)
という理由です。
「必要がなければ安いほう」です。
お値段
僕がオフショアジギングで最もよく使う4本編み/2号/300mで実売価格がだいたい2000円くらいと、だいぶお安いラインです。
上述の「普通の使用感」と合わせ、お値段の面でも、お小遣いでやりくりするサラリーマンアングラーの強い味方になり得ます。
色の見易さ
「タナトル」という名前のとおり、棚(つまり出ているラインの量)は把握しやすいです。色は10mごとに緑→紫→オレンジ→青→ピンクとなっていて、1mごとのマークは黄色です。僕が思うに
・着色が濃く、前後の色と違いがはっきりした色遣いになっている
(黄色→白 のようにぼやっとした感じの色分けではない)
・1mごとのマーク(黄色)が10mごとの色分けと違う色になっている
ことがポイントのような気がします。
また、あんあり色抜けがないこともポイントです。
なお、僕の場合、今のジギングタックルはすべてタナトルにしています。
理由は、僕がよく行く明石の場合は、潮流4ノットで根掛かり多発地域を流すような釣りですので、水深とその時に出ている糸の量を明確に把握できないと、根掛かりやおまつりばっかりで釣りにならないので、「青が出始めたら(リーダー入れて)45mラインを出した」といった具合に、ラインの色で出ている糸の量を把握することが重要になります。
これでタックルごと違うラインを使っていると、全部のラインの色分けの順番を覚え、その上で間違えずカウントすることが難しいので、出したラインの量がよく分からなくなるからです。
ラインをタナトルだけにしておくと、タナトルだけの色分けを覚えておけばいいので、裏表逆に入れ替えてもなんとかなります。
(これは、タナトルがいいというより、なんでもいいからラインの銘柄は揃えたほうがいい という話です。)
強度
タナトルの場合、ラインの号数に対してかなり強い引張強度が表記されていますが、正直、他のラインに比べて強いような印象はないです。
ラインも使ってれば傷もつきますし、リーダーとの結束強度にもばらつきがあります。
「タナトルが強い印象がない」とは
「ラインの傷の程度による強度のばらつきや、リーダーとの結束強度のばらつきに比べて、タナトルとそれ以外のラインの強度の差が、体感できるほどの有意差がない」
ということだと思います。(ちょっと小難しく言ってみました。)
結局、原糸はIZANASなので、IZANASを使っている他のラインと同じくらいの強度くらいに思っておけばアマチュアレベルでは十分な気がします。
ただ、前述のとおりお値段が安いので、「頻繁に新品に交換できる」という観点も加えると、強度の維持はしやすいと思います。
まとめ
①癖もなくこれといった欠点もない、いい意味で普通のラインです。
②色遣いが見やすく、文字通りタナ取りしやすいです。
③価格的にも優しいです。
↓ その他のインプレはこちら
fishing-lalandi-14.hatenablog.com
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