【検討】シーバスロッド(20ルナミスS100M)
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こんにちは。Lalandi 14世です。
おかっぱりシーバスの相棒として、「20ルナミスS100M」を買ってみました。この無駄遣いに至った経緯と、試してからだいぶ時間が経ちましたが家近くの港で試投した感想を書きたいと思います。
1.竿ってどう選ぶ??
竿、特にシーバスロッドは星の数ほど種類があるので、なかなか選ぶのが大変です。
だいたいの僕の選び方ですが、
①まず「どこで、どんな使い方をするか」を決める
②次に、ほしい仕様を挙げていって後はお値段と相談
といった感じで絞っていくことが多いです。
竿は高いものがいい(自分に合う)とは限らない部分があるので、僕は先にほしい仕様を決めるようにしています。
2.どこで使う
主戦場は「日中の足場の高い沖堤防」です。30gくらいの鉄板や40gくらいまでのジグをぶっ飛ばしてグリグリ巻いてくる大雑把な(??)が使い方が主になります。日中の沖堤防であれば、人がいっぱいの中、かかってしまった青物を無理やり寄せる想定も必要です。
3.ほしい仕様
①使用感
ごく個人的な趣味としてシャキッとしたロッドが好きです。(基本的に「硬派」な人間ですので。。。)
②長さ
本当はロングロッドはあんまり好きじゃないのですが、足場が高いので、9.6~10 フィートくらいは欲しいでしょうか。
③ガイドの使用
・バットガイドはダブルフットがいい
シングルフットだと、釣りの最中というより、車の中に積んでおく時とかに引っ掛かっていつの間にか曲がることが多々。。ガイドの根本のエポキシが割れて錆びたり、ガイドがぐらぐらしてきたりするので、バットガイドは絶対にダブルフットがいい!!
・素材はできたらチタンで
長さ9.6フィート以上となると、通常サイズの宅急便では運べず送料がすごく高くなるので修理に出しにくくなります。それを考えるとガイドは耐食性があるチタンがいいです。(ステンレスは錆びる!!)
・ガイド本体(リング部)はSiC
最近ガイドのリングが金属になっているガイドがありますが、傷がついたらおしまいなので、SiCがいいかなー。と思います。
・ガイドの内径は大きく
結構太いリーダーを使う想定もしますし、人が多い時にガイドにラインが引っ掛かると変な方向に飛んで行って真面目に危ないので、ガイドが大きいことは絶対に譲れません。
④持った感じ
僕はオフショアジギング、ショアジギング、あとおかっぱりシーバスくらいが主になるのですが、おかっぱりシーバスだけは素手で竿を持ちます(それ以外はグローブ着用)。
グローブを付けるのであれば竿の感触はそこまで気にならないのですが、素手だと、手にしっくりくるかとか、持ち心地は大事です。
4.奇跡の一本
これら仕様を奇跡的に満足する「これしかない」1本を発見しました!!それが「20ルナミスS100M」です。
ルナミスの中でも、S96Mだとバットガイドがシングルフットになるので、S100Mが重要です!!(S100M以上がRVSGダブルフットガイドになります)
5.ただ一つ難点が。。。
20ルナミスで唯一、僕の中でかなり残念なのが「カーボンモノコックグリップ」です。
休憩したり、ティップにラインが絡んだ時に仮置きするときに、竿尻の部分は結構地面に置くので、結構傷きます(多分竿の中で一番傷がつく部分だと思う)。
グリップがEVAであれば、自分である程度直せますが、カーボンモノコックだと直しようがなさそうです。竿尻はキャストのたびに握るところで、ザラザラするのは嫌なので、傷は勘弁してほしいなー。なんとかならんか。。。。。
と、この部分を保護する方法をいろいろ考えたところひらめきました!!!
「バドミントンのグリップテープを巻けばいいのではないか!!」
さっそく巻いてみることに。
んー。ダサいっす!!でも、人に見せるわけじゃないから、とりあえずこれでしばらく様子見ですね。
6.試投
早速、近くの港で試投してみました。
ロッド:20ルナミスS100M
リール:18ステラ4000XG相当(C5000XG+夢屋PE2020スプール)
メインライン:PE1.2号
リーダー:30LB
ラインとリーダーはFGノットで結束。ガイドの糸抜けを試したかったので、30LBと太めのリーダーを使って、キャスト時にノット部分をガイドに巻き込んでキャストしてみます。
持った感じは、10フィートにしては軽いです。(軽いというより、先おもりが小さいといったほうが正確かもしれません)
26g~40gまでの、ミノー、鉄板バイブレーション、ブレードベイト、メタルジグを合計2時間ほど投げてみました。
第一印象は「あーシマノの竿だなー」って感じです。感覚的に、各メーカのMクラスロッドより、やや硬めだと思います。ティップまでシャキッとしていて、キャスト時にきちんと曲げれば、ロッドの反発だけでルアーが飛んでいく感じです。今日のタックルで、26gのミノーは6割くらいの力で振って飛距離60mくらい、40gのメタルジグでめいっぱい振り切って平均100~110mくらいの飛距離でした。(ほぼ無風、着水と同時に糸を張り、リールの巻回数で簡易的に測っています)
あんまり前に振り出そうとしなくてもルアーが飛んでいくので、キャストの精度は安定します。狙ったところに飛んで行って気持ちいいです。
30LBのリーダーでノット部分をガイドに巻き込んでキャストしていますが、トラブルも特になく、糸抜けはよかったです。
感度は素晴らしいです。一番驚いたのが、メタルジグしゃくり上げるときに、ジグが「ブルブルっ」て泳いでる感覚がわかり、次にフォールさせてしゃくりはじめた時に「カツ」っとジグに針が当たる感覚がわかることです。この感覚をショアキャスティングロッドで感じたのは人生初です。
オーバーヘッドキャストは当然ですが、サイドキャストでも投げれました。(ただ、片手では無理です。糸を取っている手と反対の手で竿尻を支えて投げる感じです)。フリップキャストも試しましたが、難しかったです。フリップキャストでこの竿を曲げるにはそれなりにルアーの重さが必要ですが、その重さではフリップキャストの時にロッドを持っていられません。(笑)
今日投げたルアーであれば快適そのものでしたが、1桁gのワームや、トップウォータープラグを水面でちょんちょんするにはちょっと長くてゴツすぎです。
なお、ルナミスとは関係ないですが、バドミントンのグリップテープはかなり握りやすいです!!!さすが握ることに特化したグリップテープ。見た目さえ我慢すれば、これは本物です。
↓ その他のインプレはこちら
fishing-lalandi-14.hatenablog.com
お読みいただきありがとうございました(^ ^)
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